最終更新日 2024年11月6日
1.ローベッドの特徴とは
ベッドには豪華な脚が付いたものや収納と一体化しているタイプ、ソファが変形したものなど様々な種類があります。
その中でローベッドは、それらと比べてマットレス部分が床に近いのが特徴です。
高さのあるベッドだと、マットレスの下のスペースを収納に活用できることがほとんどです。
大抵の場合でベッドを設置してしまうとその上の空間には何も置くことができないため、そのままだと横幅分のスペースが奪われてしまうので下部にせめてもの収納スペースを確保するわけです。
それが逆に上部の空間を圧迫してしまうため、ローベッドを選択すると全体を広く感じられるというメリットがあります。
2.フロアベッドとローベッドはどう違うのか?
ただもちろん収納できるスペースは減るため、荷物そのものが少なかったり他の場所に十分なスペースが確保できているような場合でないと、ベッド全体の選択できるという強みが活かされない可能性があります。
スッキリした見た目に魅力を感じることはもちろん良いですが、別の面で困ったことにならないように選択しましょう。
また似たタイプとしては、フロアベッドがあります。
こちらは名前の通り床に直接設置する形で、マットレスを直に置いて周囲を囲うか、床板を挟むかの2通りに分かれます。
ローベッドの定義はあいまいで、ただ低い形のもののことを指します。
3.低くても脚が付いていることがフロアベッドとの違い
なので取り扱うローベッド店舗によっては、このフロアベッドとも混同される場合もあります。
パッと見ただけではどちらなのか判断できないかもしれません。
しかし厳密に言うと、低くても脚が付いていることがフロアベッドとの違いです。
脚もなくほぼフレームだけで成り立っているフロアベッドは、価格もそれほど高くはなく、スタンダードなベッドタイプの中では最もリーズナブルだと言えるでしょう。
それとは逆にローベッドだとマットレスや人の体重をしっかりと支えるための脚と、床に分散させることができない力にも耐えられる基盤が求められるため、価格は高くなります。
見た目と機能性を比較しながら、予算とも相談する必要があります。
4.まとめ
このふたつを比較してみると、脚があることでの床との距離の有無が目立ちます。
フロアベッドだと隙間からほこりなどが入りにくいですが、いざ下部を掃除しようとなると大変なのが弱点です。
床板は基本的に格子状となっているため、マットレスを移動させるだけでは満足に手が届きません。
その点ローベッドだと比較的ほこりが溜まりやすい代わりに、棒状の掃除用具を使用すれば簡単に届きます。