ふと浮かぶ妄想ノート

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仏壇は礼拝しやすいものを選ぶようにしましょう

最終更新日 2024年11月6日

宗派によりタイプが指定されることもある

大切な家族を弔うための仏壇を購入するのは、ほとんどの人にとって初めての経験になります。
そのため何をどのように購入すれば良いのか分からず、困ってしまうことが多いようです。

仏壇には様々なタイプのものがありますので、まずはできるだけ礼拝しやすいものを選ぶようにしてください。
さらに宗派によりあらかじめタイプが指定される場合などもありますので、詳しくは菩提寺や販売店に相談をしましょう。

設置場所を決める

購入の際にはまず、設置する場所を決めることになります。
以前の日本家屋には仏間が設けられていることが多かったのですが、近年では建築の洋風化が進んで仏間のない家庭が増えているようです。

都市部の狭小住宅やマンションで和室がないという場合には、リビングに設置するという方法もあります。
設置場所は落ち着いて礼拝ができる、できるだけ清潔な場所を選んでください。
さらに風通しが良く、直射日光があたらず湿気が少ない場所が好ましいといえるでしょう。

仏壇のタイプ

仏壇には大きく分けて、台付きのタイプと上置きのタイプがあります。
台付きは本体と置き台が一体化した大きなサイズのものであり、仏間のある家の場合には台付きのタイプを購入することをおすすめします。

一方の上置きは本体のみの小さなサイズのものであり、背の低いタンスやサイドボードの上などに設置することができます。
リビングなどの限られたスペースに設置したい場合には、上置きのタイプがおすすめです。
上置きのタイプは別途置き台を購入して、組み合わせて設置することも可能です。

設置する向き(方角)について

設置する向き(方角)については、様々な説があります。
一般的には宗派の御本山に向かって手を合わせるように方角を合わせて設置することや、あるいは極楽浄土が西方にあると考えて部屋の西側に設置することが多いのですが、実際には家の構造などにより設置が難しい場合などがありますので、あまり気にせずに礼拝がしやすい向きに設置すれば良いでしょう。

49日の法要から期明け法要(1周忌法要)までの間に購入する

仏教においては死後7日ごとに閻魔大王の裁きをうけ、49日目となる7回目の裁きで判決が言い渡され、その後極楽浄土に旅立つとされています。
49日は亡くなった人が仏様に生まれ変わる節目の日であり、このタイミングで白木の位牌から本位牌への切り替えることが一般的です。

そのため本位牌を購入する際に、合わせて仏壇や仏具を買い揃える人が多くなっています。
仏壇を購入する時期については、49日の法要から期明け法要(1周忌法要)までの間が目安だと考えてください。

 

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