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【後藤塾】電気主任技術者とは?受験のポイントは?

最終更新日 2024年11月6日

「電気主任技術者ってどんな資格?」
「電気主任技術者の受験資格について知りたい」
「太平エンジニアリングの後藤悟志社長の評判が気になる」

電気主任技術者は国家資格です。
事業用の電気に関した工作物を工事したり、運用・維持管理に努める仕事を行うことができます。
電気工事士とは違い、電気工事だけを行うわけではありません。
ビルやオフィス、病院・工場などで使用する電気の設備に対しての工事だけではなく、維持や管理など保安監督業務などまで行うことができるのが、電気主任技術者の特徴です。

後藤悟志 評判

電気主任技術者について後藤悟志社長に聞いてみた

第一種から第三種まで存在しており、第一種・第二種はマークシートと記述式といった2回試験が存在しており、第三種はマークシート1回のみとなっています。
第一種は全ての事業用電気工作物を取り扱うことが可能となっていますが、第二種は電圧が17番ボルト未満の物、第三種は電圧が5満ボルト未満の事業用電気工作物で、出力5千キロワット以上の発電所を除いたもののみを扱うことが可能です。
電気主任技術者の仕事は、電気設備の定期点検や検査・故障対策となっています。
定期点検は基本的に電圧・電流を測定し、漏電の有無・その他の異常をチェックしてから、外観や温度が普段と違っていないかチェックする仕事です。

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専門の試験機を利用して行うことが基本

毎月点検することが基本となっていますが、それ以外にも1年に一度、接地抵抗測定や絶縁抵抗測定・保護継電器試験なども行い、普段よりも厳重に点検を行っています。
専門の試験機を利用して行うことが基本で、現場の中には停電時や電気が通っているときに電柱に上ったり下りたりして作業しなければなりません。
新しく機器が設置されたときにも同様です。
見た目や設置などの点検を行い、正常に作動するかどうかをチェックすることが必要となります。

体調管理をしっかりしなければならない

検査といえども比較的長時間現場で作業をしなければならないため、体調管理をしっかりしなければならないところもポイントです。
経年劣化や整備不良などによる故障への対応を、迅速にしなければならないのも仕事の一つとなります。
機器の状態をチェックし、経年だけではなく小動物が侵入したなどの故障かどうかを確認し、修理を行う電気工事士に依頼することが仕事の一つです。
修理や工事をするときには現場監督もすることになります。
資格を取ってから電気に関しての専門知識だけではなく、技術力・体力などを定期的にキープしなければならないため、非常に厳しい仕事の一つであることは事実です。

実務・学歴が一切関係ないため誰でも受験できる

電気主任技術者は実務・学歴が一切関係ないため、誰でも受験できます。
電気技術者試験センターの案内に基づいて申込、筆記試験を受験して所定科目をすべてクリアすれば免許を取得できるのが特徴です。
実技試験はありません。
なお、第一から第三種まで存在していますが、第三種から順番に取得する必要はなく、受験資格に合致していればはじめから第一種の試験を受験することもできます。
難易度は第三種の場合工業高校の電気科卒業程度の難易度とされており、比較的容易と考える人もいます。
しかし、実は非常に狭き門となっており受験合格率は例年10パーセントで、中には6パーセントという合格率だった年もあるため、非常に厳しいといえるでしょう。

第三種の場合は理論・電力・機械・法規の4科目

第三種の場合は理論・電力・機械・法規の4科目で、それぞれの科目合格が認められているため、一度にすべての科目をクリアする必要はありません。
科目合格は3年有効で、3年間を利用して科目合格を使い3年目に資格を取るという人も多いです。
第二種の場合、大学や高等専門学校など所定の教育施設で電気工学に関した学科を卒業し、ある一定の電気工作物の工事や維持、運用をする実務についている人か、第三種を取得して電圧1万V以上の電気工作物の工事・運用・維持を一定年数実施している人の身が取得できます。
なお、試験は一次と二次が存在しており、一次試験の合格率は15から20パーセントです。
二次試験は10パーセント前後となっており、両方を合わせると、全ての受験者の中で3パーセントに満たない合格率となり、第三種よりもはるかに低いことがわかります。

第一種の受験資格について

第一種の場合、所定の教育機関で電気工学に関した学科を卒業し、その後電圧5万V以上の電気工作物の工事や維持・運用を行っている人が取得可能です。
また、第二種を取得して同様の業務にある年数従事している人も対象となります。
第一種も一次と二次が存在しており、一次の合格率が15パーセント前後、二次の合格率は7パーセントから約15パーセントとなっているため、全ての受験者の合格率は2パーセントを着る非常に厳しい試験です。
第一種と二種の場合、一次試験で第三種の試験と同様、理論・電力・機械・法規に関しての問題が出題され、二次で電力・管理・機械・制御などの問題が出題されます。
どの試験でも理論・電力・機械・法規に関しての問題はマークシート方式で、電力・管理・機械・制御の問題は記述式です。
各科目60パーセントの正答率が合格の目安となっています。

まとめ

試験は年1回で、毎年8月中旬から下旬が第一種・二種の一次、第三種となっており、11月の上旬から中旬第一種・二種の二次試験が開催されることが通例です。