最終更新日 2024年11月6日
老後に向けた保険に加入することができますが、本当にこれが必要なのだろうかと悩む人は少なくありません。
毎月の支払いが増えるため、今の生活レベルを落とさないためにも不要なものであれば加入したくないと考える人も多いです。
実際のところ、これに加入する人もいれば加入しない人もいます。
どうするべきか悩んでいるのであれば、老後の保険が必要とされている理由と加入するかどうか決める方法を知っておくと良いです。
目次
退職してからどれぐらいお金がかかるのか?
60歳から65歳程度で仕事を辞めることになる人が多く、仕事を辞めた後は退職金や貯蓄、公的年金などを使用しながら生活することになるケースが一般的だと言えます。
男性の場合は20年ほど、女性の場合は26年ほどの生活費を用意しておく必要がありますが、これらだけで賄えないケースは非常に多いです。
最低限の生活のために夫婦で20万円は必要とされていますし、趣味やレジャーを楽しみたい場合はもっとお金が必要となります。
これらだけで何とかしようと考えていた人の中には、生活費が足りずに子供に頼ることになってしまう人も少なくないです。
我が子に迷惑をかけたくない、仕事を辞めてからも充実した生活を送りたいと考えるのであれば、個人年金タイプの商品を選んで加入しておくと安心だと言えます。
公的年金だけではなくこちらからもお金が入ってくるので、公的な年金だけを受け取る場合よりもゆとりのある暮らしを叶えることが可能です。
老後に向けて保険に加入しておくことがおすすめ
医療費の自己負担分のためにも、老後に向けて保険に加入しておくことがおすすめだと言えます。
高齢者は医療費の自己負担の割合が低くなりますが、若い頃よりも病院に行く回数が多くなったり、たくさんの治療や薬が必要になったりするケースが多いです。
想像以上に医療費が必要となってしまうケースが多いので、病気や怪我をしたときに備えて保障がある商品に加入しておくと良いでしょう。
リタイア後に快適な生活を実現するためには、きちんと医療が受けられることも大切です。
お金がないことを理由に医療機関が利用できないという問題を避けるためにも、将来のためにウェルスデザインなどに加入しておくことをおすすめします。
参考:ウェルスデザイン
介護にかかる初期費用を用意することもできる
介護にかかる初期費用を用意することもできるというメリットがあるでしょう。
年を取ってから介護サービスを利用することになる人は多いです。
介護が必要となったときに十分な資金がなければ、サービスを利用することができずに家族に大変な思いをさせたり、身体などが不自由になった本人も大変な生活を送ることになったりします。
家族への大きな負担や老老介護などの問題を回避するためにも、加入しておくことが望ましいです。
老後のための保険に入っておくと、介護が必要になったときにもきちんとお金を受け取ることができるため、資金不足によってサービスが利用できないという問題を引き起こさずに済むでしょう。
セミナーや相談会を活用することもできる
このようなメリットがあることから、加入しておくことがおすすめだと言えます。
ですが、具体的な話を聞いてもまだ加入するべきかどうか迷ってしまう人もいるはずです。
そのようなときには、いくつかの方法によってどう行動するべきか決めることがおすすめだと言えます。
まずはこれに関する更なる情報を集めると良いです。
知識がなければメリットや魅力を十分に理解することができないので、情報を収集することで判断するための要素を増やすことをおすすめします。
インターネットの情報は玉石混交なので、取捨選択が苦手な場合は書籍を活用することもおすすめです。
セミナーや相談会を活用することもでき、理解を深めるための話を聞くことができるようなものに参加してみてください。
近頃はオンラインでも開催されていることが多いため、場所に関係なく参加しやすいものが見つかる可能性が高いです。
十分な知識を持った後には、家族で話し合うことも大事だと言えます。
配偶者や子供と話し合っておくことも大事
自分名義での加入を検討している場合は全て1人で決めようとするかもしれませんが、配偶者や子供と話し合っておくことも大事です。
パートナーがいる場合は2人で方向性を決めておかなければ、後々大変なことになってしまう可能性が高いと言えます。
子供にも自分の考えを伝えてどう感じたか聞いてみれば、本当にその判断で良いのかどうか考えやすくなるでしょう。
老後のために用意された保険に加入しておくことにはたくさんの利点がありますが、必ずしも全員が加入しているわけではないと言えます。
人によってどう判断するかは違ってきますが、判断が遅れてしまうと疾患や年齢を理由に加入できなくなったり費用が高くなったりする可能性が高いです。
まとめ
今後どうするべきか迷っているのであれば、必要性を知ることから始めてください。
必要性を確認しても迷ってしまうのであれば、判断するためにできることを行ってみると良いです。
老後の保険に関しては早いうちから考えておくべきなので、気になったのであれば早速行動に移すようにしてください。